超合金の男

デンジマンサンバルカンバイオマンギャバンとか。マシンロボとか。


おぼろげに小さい頃好きだった一連のヒーロー、ロボットモノ。
そのテレビ番組と、玩具の蜜月な関連性。
それらがある種のフォーマットになっているのは、メーカー的な
統率の賜物と思っていたけれども。


どうもそれだけと思い込むのは早合点で。ひとりのデザイナーが
練り上げた信念によるものだった、という本。
「超合金の男-村上克司伝-」。


自分が好きだったロボットの「変形」「合体」、
母艦的なものと組み合わせて遊ぶ「コンビネーション」の要素は
この人が玩具にまとめあげていたのだな、と。
その仕事の遍歴を読めば読むほど、感嘆してしまった。

カラー版 超合金の男 -村上克司伝- (アスキー新書)

カラー版 超合金の男 -村上克司伝- (アスキー新書)


そんな、本を読んだのが、ゴールデンウィークの連休中で。
たまたまいっしょに遊ぶことになった齢4〜5歳の男の子に、
「紙飛行機」を作ってあげて遊んでたとき。
最初は飛ぶこと自体に興奮してたんだけど、ちょっと思いついて、
3つの紙飛行機を、真ん中の折り目のところで重ねて持って。
「合体!」とか言って、一気に飛ばしたらすごく喜んでいた。


なんだろうなー、この感じ。