香山リカさん
リサ・ローブさんか、香山リカさんか、
というくらい、なんとなく黒ブチメガネの人の
イメージの、香山リカさんの本をなんとなく
立て続けに読んでみた。
- 作者: 香山リカ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/09/19
- メディア: 新書
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親への諸々の思いの根源を探る本。
たしかに親への後ろめたさって、年齢を重ねるごとに増える
ものなのだな、と。
最後に著者自身の思いを書いて締めてて、
ああ、答えがあるわけじゃなくて、そういうものに付き合って
生きてかなきゃいけないのね、と思うしだい。
冒頭でKOHEI JAPANの話が出てきてびっくりした。
最近、親や家族をリスペクトする曲が増えてるけど、
実際どうなのさ、のくだりで。
「Family」は名盤だけどね。
いろんな挨拶やら言い回しについてのエッセイ。
精神科医の香山さん、大学の先生の香山さん、普段の香山さんが
とっかえひっかえでてきて、それぞれの立場で言ってみては、
バランスをとって、意見していく感じが楽しい。
一緒に考えている感がある。ちょっと寝かして、もうひとまわし読みたい。
リカちゃん人形と同じ名前なのは、偶然なのか、わざとなのか
今度調べよう。